血行不良で体臭がクサくなる?
初めましてブログ始めましたタオです!
体臭の原因はいろいろあるけど、やっぱり体臭は体調のバロメーター。体調の変化によって臭いも変化するんです。
そして、今回は血行不良と体臭の関係について紹介したいと思います。
血行不良は汗をクサくして体臭に影響を与える
血液は酸素や栄養など人間が生命維持に欠かせないものを運ぶ働きをしているので、それがスムーズに流れなくなるということは何となく体に良くないと分かると思います。
でも、それが体臭と関係があるなんて考えにくいかもしれませんね。しかし、実は結構関係あるんです。
実は、血行不良は「汗」をクサくしてしまうんです。
もともと汗はクサくありません。汗の成分は99%が水で残り1%が塩分やアンモニア、カリウムなど他の成分です。しかも、1%のほとんどが塩分を占めています。
つまり、汗は出たばかりは無臭の塩水とほぼ同じ。あの汗臭さはないんです。
では、なぜあれほどクサくなるのかと言うと、水分が蒸発して残り0.数%の成分が蓄積したり、雑菌が増殖するからです。
したがって、汗をかいても直ぐに対処すればクサくならないはずなんです。
しかし、血行不良によって汗は違います。汗が出た瞬間から臭いがあります。
なぜ血行不良で汗が臭くなる?
では、なぜ血行不良で無臭であるはずの汗が臭くなってしまうのでしょうか?
それは血行不良によって各細胞や器官に送られる酸素が不足してしまうからです。
私たちは血液が送っている酸素によって細胞や各器官を動かすためのエネルギーを作り出しています。この代謝をTCA回路又はクエン酸回路なんて言います。
しかし、血行不良によって酸素が不足すると、この代謝機能によってエネルギーがつり出せなくなってしまいます。
でも、だからと言ってエネルギーを作らないと、各器官が動かなくなって大変です。そこで体は酸素を使わない経路でエネルギーを生成します。これを解糖系と言います。
体って凄いですね!でも、これは言わば一時的な措置です。いいことばかりではありません。
実はこの解糖系によって乳酸という物質が副産物として誕生し、同時にアンモニアが発生してしまうんです。
そして、汗と一緒に排出されてめでたくクサい汗の完成という訳です。
しかも、このクサい汗はアンモニアを多く含むので、肌を雑菌が増殖しやすい弱アルカリ性に傾けてしまいます。
つまり、血行不良による汗はもともと臭いがある汗であり、さらに臭いも作りやすい汗なんです。
こんな汗をかけば体臭がクサくなって当然と言えるでしょう。
予防には血行を良くすること!
血行不良によるクサい汗を防ぐには、やはり血行を良くすることです。そのためには、血行不良の原因を避けることが必要と言えます。
血行不良の原因は、
- 運動不足
- 体の冷え
- クーラーの使い過ぎ
- ストレス
- 鉄分不足
などがあります。これらを避けることで血行を促進するようにするといいでしょう。
最後に
汗は暑いときや辛いもの食べた時、焦ったときは汗かきます。寝ているだけでもコップ1杯分の汗をかいていると言われるほどです。
そう考えると血行不良が体臭に与える影響って、結構大きいと思いませんか?
体臭対策というと表面によるケアに目が向けられがちですが、内部からのケアも欠かせません。
血行不良が起こらないように日頃から新陳代謝を高めることも大切ですね!
今回、これが初の投稿です。これからもっと体臭対策で学んだことや知ったことを紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!