酸化しにくい油の摂取は体臭予防になる!?
こんにちは!Taoです。
突然ですが、あなたは普段どんな油(脂質)を摂っていますか?
もし、把握していないとなると、体臭を臭くする食生活をしている可能性がありますなぜなら、摂取する油(脂質)によって体臭は大きく影響されるからです。
そして、近年の食の欧米化によって知らぬ間に動物性脂質をたくさん摂っている可能性があります。
そこで、今日は油(脂質)と体臭の関係について紹介したいと思います!
油(脂質)と体臭の関係
体臭の原因は、汗のイメージがあると思います。確かにその通り。
しかし、体臭をクサくする最大の理由は汗ではありません。汗臭さよりもより強力な臭の原因になる存在がいます。
それが皮脂です。
皮脂と汗が混ざることで強い臭いになるんです。汗だけでは酸っぱいような臭いですが、そこに皮脂が混ざることで刺激的な臭いになります。
それは皮脂の脂肪酸が酸化することで、アルデヒド類や短鎖の脂肪酸が発生するからです。
これらの臭いがとっても強力。加齢臭のノネナールとってあるけど、あれも強い臭いですよね?実はノネナールもアルデヒド類なんです。
なので、体臭が臭くなるのはほとんど脂質系の臭いが占めていると言っても過言ではありません。
では、この脂質はどこから来るかと言うと・・・。そう、食べ物です。
なので、脂質を摂り過ぎると皮脂が多くなります。そして皮脂が酸化して臭いがするようになるんです。
つまり、脂質を摂り過ぎると体臭がクサくなるということ!
脂質を一切摂らいぞ!と言う訳にもいかない・・・
であれば油なんて摂らない方がいいに決まってますね!よし、これから油を一切とらんぞ!
と言いたいところですが、残念。そう簡単な話でもないです。
脂質はある程度ないといけません。脂質は細胞を作るリン脂質の元ですし、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもしています。
なので、最低限摂らないと体は大変なことになると思います。たぶん・・・。
だから、体臭予防には適度に油を摂ることが大切になってくるんです。
油(脂質)の種類にも注意せよ!
油(脂質)の種類にも注意する必要があります。その理由は、油の中には臭いを発生させやすいものがあるからです。
例えば、動物性脂質は皮脂腺を刺激して皮脂の量を多くしてしまいます。それに、ワキガの原因となるアポクリン腺も刺激するのでワキガも臭くします。
なので、こういった脂質は避けるべき。
逆に酸化しにくいオイレン酸やα-リノレン酸を多く含む油を摂るといいです。
オイレン酸は1価の不飽和脂肪酸で酸化しにくい。そして、α-リノレン酸は酸化しやすいけど体内に入ると酸化しにくいDHAとEPAに変化する。
つまり、この2つの脂肪酸を多く含む油は体臭予防には最高の油と言えるんです。
オイレン酸を多く含む油は「オリーブオイル」。そして、α-リノレン酸を多く含む油はごま油です。
どちらも効果的ですが、一番のオススメはごま油ですね。
ごま油には美容や健康にいいビタミンEやセサミン、セレンが入っています。なので、癌などの生活習慣病の予防にとっても効果的なんです。
なので、普段摂っている油をごま油に変えるといいでしょう!
ただ、いい油でも摂り過ぎは良くないので注意して下さいね。
まとめ
油(脂質)の摂り過ぎは良くないのは何となく分かると思います。ですがそれだけでなく、摂取する油(脂質)の種類も大切だったんですね。
いろんな体臭対策をして「全然改善されない・・・・」と思っているのであれば、油(脂質)が原因かもしれませんよ。
これを機会に油(脂質)の摂り方について考えてみてはどうでしょうか?