抗酸化物質は体臭予防に効果的!もっと果物や緑黄色野菜を食べた方がいいよ
こんにちは。taoです。
体臭と食事には密接な関係があります。そのため、普段食べているものによって体臭が強くなったり弱くなったりするといっても過言ではないんです。
そこで今回は体臭予防に効果的な抗酸化物質について紹介します。
抗酸化物質ってなんですの?
抗酸化物質って発音からして何だか難しいですが、これはその字の通り酸化を防ぐ働きをしてくれる物質です。
私たちの体は常に活性酸素によって体が酸化し、それによって細胞が傷つけられる脅威にさらされています。
この活性酸素は少しであれば何の問題もありません。むしろ少量であれば体の免疫機能として使われるのである程度は必要です。
しかし、活性酸素が多すぎると体を酸化させてしまいます。これが老化や生活習慣病の原因になるんです。
そこでこの酸化を防ぐ働きをしてくれるのが抗酸化物質というわけです。
例えば、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、コエンザイムQ10、カロテノイドなどが抗酸化物質としてあげられます。
そのため抗酸化物質は美容対策やアンチエイジングなどで必ずと言って取り上げられる物質と言えます。
抗酸化が体臭予防に効果的なんです!
ではなぜこの抗酸化が体臭予防に効果的なのでしょうか?
それは体の酸化によってニオイ成分が発生するからです。特に活性酸素によって酸化されやすい脂質を元とする皮脂の酸化による影響が大きいと言えます。
皮脂の脂肪酸が活性酸素によって酸化されると、過酸化脂質が発生します。この過酸化脂質は活性酸素と違って、体に全然いいことがありません。
動脈硬化などの生活習慣病はこの過酸化脂質と言われているほどなんです。おまけに一度発生すると、次々に皮脂を酸化させて新たな過酸化脂質を発生させます。
つまり、連鎖的に過酸化脂質を発生させます。とてもたちが悪い存在です。
そして同時にアルデヒド類や短鎖脂肪酸などのニオイ成分が発生します。これらのニオイ成分の特徴は刺激があることです。
加齢臭の原因であるノネナールもこの皮脂の酸化によって発生します。そのため皮脂の酸化による臭いは強い体臭になりやすいんです。
このように強い臭いがある体臭のほとんどがこの皮脂の酸化と言っても過言ではありません。
ですから、この酸化を防ぐ抗酸化物質は体臭予防に効果的と言えるわけです。
体臭を気にするなら抗酸化物質を積極的に摂ろう!
抗酸化作用はもともと体にもあります。しかし、もともと体にある抗酸化作用は年齢と共にどんどんその働きが悪くなっていきます。
ですので、体臭を気にするなら抗酸化物質は積極的に摂ることが大切です。
抗酸化物質は果物や緑黄色野菜に多く含まれています。日頃から果物や緑黄色野菜を摂るといいでしょう。
特に最近は食の欧米化になり野菜不足になりがちです。それに日本人は日常でそんなに果物を食べる習慣がありません。
中にはスナック菓子や菓子パンで済ます人も・・・。これらは酸化しやすい油や砂糖、不要な添加物も多いので体臭が強くなって当然といえる食生活です。
これが近年、もともと体臭が弱い日本人が体臭が強くなってきている要因のひとつと言えるでしょう。
野菜の摂取量は1日350gが目安だと言われています。これはほうれん草1束程度です。これを摂取するにはお弁当などにおまけでついている野菜では全然足りません。
緑黄色野菜は食事毎に1皿分食べるようにし、甘いお菓子の代わりに果物を食べるようにしましょう。